卵子の質は食事で変わる？ 妊活中は“地中海式”がおすすめ【医師が回答！30代・40代の妊活・不妊治療悩み＆疑問】

30代・40代の不妊治療のお悩みや疑問に医師が回答！ 今回は不妊治療中の食事内容について聞きました。

・「外食、コンビニ食、ファストフード多めの私。もうすぐ40代、不妊治療を考えていますが、食事はどのように改めたらいい？」

・「女性ホルモンを意識して大豆イソフラボンが含まれる大豆を食事に取り入れ！　毎朝豆乳を飲み、昼か夜で豆腐、納豆を食べています。女性ホルモンが出て妊娠しやすくなる？」

「妊娠には、いわゆる『地中海式の食事』がよいと言われています。魚介類、鶏肉、フルーツ、緑黄色野菜、大豆以外の豆類、油ではオリーブオイルなどが妊活によいとされていますので、食生活で意識してみてはいかがでしょうか。

大豆は、エストロゲンに似た働きをする大豆イソフラボンを含みます。卵巣機能がよすぎる人（AMH：抗ミューラー管ホルモンが高い方）が大豆を摂りすぎると、月経不順を助長する場合も。不妊治療中では、念のため食べすぎに注意しましょう」

魚や豆、オリーブオイルで健康的な食生活を心がけて！

取材・文／櫻木えみ